今年も国の大型補助金制度「住宅省エネ2025キャンペーン」が始まります。
1「住宅省エネ2025キャンペーン」とは?
脱炭素化社会を目指すにあたり、家庭の省エネを推進するために設けている国の補助金制度で、以下の4つの補助金事業の総称です。
対象工事の期間2024年11月22日~工事予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)
特におすすめの「先進的窓リノベ2025事業」「子育てグリーン住宅支援事業」を紹介します。
2「先進的窓リノベ2025事業」
- 内窓設置
- 窓交換(外窓交換)
- ガラス交換
- ドア交換(他の窓工事と一緒が条件)
住宅の窓に内窓を設置するか窓を交換する工事に費用の一部が補助されます。
特に内窓設置、窓交換がおすすめです。
窓工事により断熱効果がアップし、エアコンの冷気も暖房機の熱も逃げにくくなります。
ユニットバスの窓にも設置可能です。
補助金額は窓の大きさと断熱性能によって決まっています。
内窓設置 サイズ区分の説明
サイズ |
窓 1ヶ所当たりの面積 |
補助金額(1ヶ所) |
大 |
2.8㎡~ |
65,000円 |
中 |
1.6㎡~2.8㎡未満 |
44,000円 |
小 |
0.2㎡~1.6㎡未満 |
28,000円 |
性能区分はすべて「S」の場合
補助金が5万円以上になる工事が対象です。
3「子育てグリーン住宅支援事業」
新築工事、リフォーム工事とも所定の条件を満たすと費用の一部が補助されます。
ここではリフォーム工事について紹介します。
「子育て」とありますがリフォーム工事は子育て世帯に限らずすべての世帯が対象です。
対象となる工事
必須工事(❶~❸のうち2つ以上実施)
❶ 開口部の断熱改修
❷ 躯体の断熱改修
❸ エコ設備の設置
附帯工事(必須工事の条件を満たしたうえで実施)
❹ 子育て対応改修
❺ 防災性向上改修
❻ バリアフリー改修
❼ 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
❽ リフォーム瑕疵保険等への加入
(TOTO住宅省エネキャンペーンチラシより)
上記の他に、必須工事の開口部の断熱改修工事か躯体の断熱改修工事と合わせて補助金が5万円以上になるリフォーム工事が対象です。
4工事に対する補助金の例
「先進的窓リノベ2025事業」「子育てグリーン住宅支援事業」を両方活用して工事をすることも可能です。
(LIXIL住宅省エネキャンペーンチラシより)
5申請について
工事完了後に申請をおこないます。
書類の作成、申請手続きはアサイがおこないますのでご安心ください。
工事のお見積や補助金がいくらになるかなど、お気軽にご相談ください。